毎日の食事に、木のカトラリーを取り入れてみたい——。そう思いながら、スプーンではなくフォークを探している人に向くのが、薗部産業のメープル(楓)の木製フォークです。原木の加工から塗装まで自社で一貫して手がける作り手のもので、しっかりした背景のある道具を長く使いたい人、木のフォークをこれから暮らしに迎えたい人に選びやすい一本。「ただのフォーク」ではなく、樹種や作り手まで含めて選べるのが、この一本の持ち味です。
特徴
長さは195mm前後(楽天の商品表記)と、大人の手になじみやすい大人サイズ。普段の食事でメインに使いやすい大きさで、子ども用の小ぶりなフォークでは物足りない、という人にも合わせやすいサイズ感です。
素材のメープル(楓)は、硬く緻密な木として知られています。硬い木は摩耗やキズに比較的強く、毎日くり返し使う道具の耐久面で安心しやすいのがうれしいところ。木のカトラリーには一般に、金属のフォークより軽くて手になじみやすい、口当たりがやわらかい、器の内側を傷つけにくい、といった良さがあります。本品もこうした木のフォークらしい使い心地が見込めるタイプといえます。ただし実際の刺さり具合や重さの感じ方には個体差もあるため、ここでは断定しません。実物の質感は、下のリンク先の写真でも確認してみてください。
木の種類について
このフォークの素材は、メープル(楓)です。メープルは硬く緻密で、明るい白〜クリーム色の木肌となめらかな手ざわりが特徴。家具やカトラリーにも広く使われてきた、扱いやすく丈夫な木です。色味が明るいぶん、和洋どちらの食卓にもなじみやすいのも魅力といえます。
作り手の薗部産業は、神奈川県小田原市で原木の加工から塗装まで自社で一貫生産する工房です。栗・けやき・くるみ・なら・さくら・ぶなといった銘木を使った「めいぼく椀」などで知られ、さまざまな樹種を扱い慣れた作り手。硬く緻密なメープルのような木も、その樹種の性質を踏まえて仕上げられる背景があります。
また薗部産業は、ものづくりで出る木屑や、商品として流通できない器も燃料などに活かし、捨てる木材を出さないものづくりを掲げています。木の道具を選ぶことが、木を無駄なく使い切る作り手を応援することにつながる——という点は、クロスウッドが大切にしている「木を使うことが森づくりにつながる」という考え方とも親和します。なお、こうした取り組みによる環境効果を過度に断定するものではありませんが、木を始末よく使う姿勢そのものは、長く付き合う道具を選ぶうえで一つの手がかりになります。
お手入れ
長く付き合うために、木のカトラリーとしての基本的なケアは押さえておきましょう。
- 水や洗剤に長時間つけ置きしない。木は水を吸うため、つけ置きは反りや傷みの原因になります。
- 洗ったらためずに、早めに水気を拭き取ってしっかり乾かす。
- 食洗機は基本的に避ける。高温・乾燥・洗剤の影響で木や塗装を傷めやすいため、手洗いが無難です。
- 乾燥が気になってきたら、時々食用油(オイル)をうすく塗ってなじませると、表情が落ち着きます。
直射日光や急な乾燥を避け、使ったら乾かす——この基本を守るだけで、ぐっと付き合いやすくなります。
まとめ
原木の加工から塗装まで自社で一貫して手がける薗部産業の、メープル(楓)の木製フォーク。硬く緻密なメープルは毎日使いの丈夫さで安心しやすく、195mm前後の大人サイズで普段の食事にメインで使いやすい一本です。樹種を扱い慣れた信頼できる作り手のものなので、木のカトラリーをこれから取り入れたい人の入門にも、しっかりしたフォークを長く使いたい人にも向きます。気になった方は、下のリンク先で実物の写真や最新の情報を確認してみてください。



