机の上でいつのまにか散らばっていくペンや文具、リモコンや眼鏡。そんな小物に、木でできた定位置をひとつ用意してみる。オークヴィレッジの多用途ペン立ては、置く場所を選ばず、書斎の机にもリビングの棚にも自然に馴染みます。木の道具で身のまわりを少し整えたい方に向きます。

特徴

まず目にとまるのは、四隅の組み手です。接合部にクギやネジを一本も使わず、木を交互に噛み合わせて組む「あられ組み」で仕上げられています。指でなぞると、規則正しく並んだ木口の凹凸がわかり、手仕事でていねいに組まれた気配が伝わってきます。クギを使わずに強度を出すための組み方が、そのまま模様として表に出ています。

内側は3つのスペースに仕切られていて、この仕切り板は取り外しができます。ペンやはさみを立てて使う日もあれば、板を外してひとつの箱として使いたい日もある。用途にあわせてかたちを変えられるので、ペン立てという名前におさまらず、いろいろな場面で働きます。文具はもちろん、テレビや照明のリモコン立てに、食卓ではカトラリー立てに、キッチンではジャムやスパイスの小瓶をまとめる箱に。眼鏡やルーペの置き場所を決めておく、といった使い方もできます。

底にはコルクが貼ってあり、入れる物や置いた机を傷めにくいのもうれしいところです。本体の大きさは幅22×奥行11×高さ10.8cm、重さは約650g。机の隅にちょうどよく収まり、必要なときはそのまま持って移動できます。仕上げは植物性のオイルで、木そのものの色みを生かしたナチュラルと、落ち着いた色合いのブラウンの2色から選べます。名前を入れることもでき、入学や進学、就職の節目の贈り物にも向きます。

木の種類について

使われているのは国産のクリ材です。クリは硬くて粘りがあり、水にも強いことから、家具や建具、家の土台などに古くから使われてきた木です。はっきりとした木目に、落ち着いた風合いがあります。

このペン立ては、天板や側板、底といった主だった部分を、同じ国産クリの無垢材でそろえてつくられています。ふだん、机の上の小物入れの木の種類まで気にすることは、そう多くありません。それでも、使ううちにクリらしい木肌の質感や、少しずつ増していく色艶に、ふと目がとまることがあります。同じ木でていねいにそろえた手のかけ方が、長く使うほどに静かに伝わればと思っています。

まとめ

書斎の机を整えたい方にも、リビングや食卓で小物の定位置を決めたい方にも、そして入学や就職を迎える人への贈り物を探している方にも向く、多用途の木の収納です。仕切りを外せば使い方が広がり、名入れもできるので、長く手元に残る道具になります。一つひとつ手仕事で仕上げられるロングセラーのため、購入先や時期によっては、手元に届くまで少し時間がかかることがあります。

このペン立てを手がけるオークヴィレッジは、「子ども一人、どんぐり一粒」の考えのもと、木を使ったらその木を森へ還す森づくりに取り組んでいます。その姿勢はオークヴィレッジの森づくりでくわしく紹介しています。